第149回通常議員総会が3月29日、グランドホテルニュー王子で開催され、平成22
年度の事業計画と収支予算〔詳細は二面〕などを審議した。国や北海道、苫小牧地域を
取巻く厳しい経済状況を踏まえ、中小企業者への経営支援体制の強化や景気対策を積極
的に推進することなどを重点に取り組んで行く事を決議した。
冒頭のあいさつで藤田博章会頭は昨年5月の決算総会からの出来事を振り返り「昨年
10月の東京で開催された東京苫小牧会の席で、鳩山総理が新幹線は南回りでとの応援の
言葉を頂きました。また、1月の新年交礼会には多くの会員の方に参加頂きました。交
礼会には鳩山総理にはご参加いただけませんでしたが、幸夫人が来られまして、このチ
ャンスに4項目(1.苫小牧、北海道の景気回復 2.CCSの誘致 3.ガジノの誘致
4.新幹線の南回り)の要望書を手渡しました。2月に幸夫人にお会いしたときに、
確かに鳩山総理へお渡ししましたと言っておられました。今年の1月には日本CCSの
石井社長とお会いし誘致をお願いしました。また3月には日本ハムファイターズファン
クラブの設立や新千歳空港国際ターミナルの落成記念式典に前原大臣が来道された折に
新幹線の南回りの要望書を秘書の方にお渡し致しました。また、皆様すでにご存知だと
おもいますが、王子製紙鰍フ苫小牧工場が100周年を迎へ色々と記念事業が行われま
す。現在、王子製紙さんでは中国の南通市に新工場を建設中でこの秋に完成する予定で
ございますが、松尾苫小牧工場長とお会いする機会があり、南通市の会議所と苫小牧の
会議所が姉妹提携出来ないものかとお話ししたところ、市民や経済会の為にお役に立つ
ならば良いのではないかとの事でした。また、篠田社長にお会いした時にも喜んでくれ
るのであればバックアップするとのお話しを頂き、早速、札幌の中華人民共和国領事館
にお話を通しましたところ、とてもよい話ですので本国に連絡しますとの解答をいただ
きました。ただ実現するかどうかは分かりませんけれど、実現できればと考えている所
でございます」と積極的に要望活動をした事や苫小牧市の発展の為の誘致や連携を展開
した事を報告した。
議事では顧問・参与の変更など6項目について報告。この中で道央3地区広域ビジョ
ンについては4月に3地区(苫小牧・千歳・恵庭)共通のビジョンを発表し、それに基
づいたアクションプログラムを策定し活動する報告と二酸化炭素回収・貯留(CCS)
実証実験については300億円の建設費と200億円程度の地元波及効果が見込まれる
ことから4月に苫小牧促進協議会(仮称)を官民で早急に立ち上げ誘致活動を積極的に
展開することが報告された。
続いて、平成22年度の事業計画・収支予算について審議。事業計画では、景気がなか
なか上向かない中での厳しい経営環境にあることから、中小・小規模事業者への支援を
軸に将来に向けての新しい事業や実行可能性のある項目をより明確な形で掲げた。そう
いった中で重点目標を10項目(内新規目標6項目)と地域経済活性化、政策提言要望活
動、商工会議所事業運営の3本柱のもと事業展開することを決議した。
また、収支予算については会員減少による会費収入や基本共済の運営事務収入の減少
が見込まれるのと、一昨年から実施されてきた地域力連携拠点事業が国の事業仕分けに
より平成21年度をもって廃止される事による委託収入の減少より対前年比5.3%減
となる314百万円の総体予算が原案通り承認された。 |